仮想通貨企業Wirex、マスターカードに対応したマルチ通貨カードをリリースへ








仮想通貨(暗号資産)企業として初めてマスターカードのプリンシパルメンバーシップを付与されたWirexは、メンバーシップに続いて新しいマルチ通貨カードをリリースする。

Wirexは英ロンドンを拠点とする仮想通貨決済処理業者であり、英国の金融行動監視機構(FCA)で登録した業者であり、欧州で仮想通貨カードを発行するライセンスを持っている。

Wirexのマルチ通貨カードは、マスターカードでサポートされ、Wirexアプリのアカウントにある19の仮想通貨と法定通貨にリンクされている。正式なリリース日はまだ発表されていない。

毎日の支払に仮想通貨を使ってもらうため、Wirexは既にある「Cryptoback」という報酬プログラムもアップグレードしている。これは、これまで各店舗での取引に対して最大1.5%のビットコイン(BTC)をユーザーに報酬として還元する。

今後、この報酬比率をアップグレードする。オンラインおよび店舗での報酬は最大2%となり、Wirexのネイティブトークンによる報酬は最大6%となる。

Wirexは決済ソリューション会社LHVとのパートナーシップに基づいて、ほかのいくつかの新機能も展開する。

欧州経済地域では、5つの新しい通貨のサポートを行う。クロアチアのクーナ、チェコのコルナ、ポーランドのズウォティ、ルーマニアのレウ、ハンガリーのフォリントの5つの法定通貨だ。

WirexのCEOによると、今年初めにプラットフォームのアクティブユーザーは300万人を達した。メインストリームのユーザーは「一般的にハードコアな仮想通貨ユーザーではない」という。

Wirexのサービスにより、130ヵ国のユーザーは、既存の専用カードとモバイルアプリを使って仮想通貨と法定通貨を使うことができる。

カードの世界と仮想通貨の世界の統合が深まる兆しが出てきており、マスターカードとVisaの両方が仮想通貨企業との協力関係を築こうとしている。

コインベースのカードは、米国市場でリリースされた最初の物理的な仮想通貨カードであり、Visaとマスターカードの両方の支払ネットワークをサポートしている。

マスターカードは今年、仮想通貨カードプログラムのために、仮想通貨企業に向けてパートナーになるよう呼び掛け始めた。今年7月に仮想通貨カードの発行に向けたプログラムを簡素化することを明らかにした。パートナーの申請者が「数週間で」認定されるようになるという。


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